駄文

Carry Meeting全行程終わりました。お疲れさまでした。殴り書いていきます。

 

今回、ぼくはかおりちゃんとの初めての接近でした。半ば衝動的にblooming flowerを積みまくった(強いオタクにはかなわないけど)こともあり、きゃにめ分で1回、メイトゲマズとらで6回の計7回参加することが出来ました。

 

ぼくはゆいかおりのオタクです。だからいままでもずっと、ふたりのことはゆいかおりとして見てきました。休止してからも同じ気持ちです。

 

一方で、いざかおりちゃんをしっかり見て、理解していたかというとそうではないです。

 

僕はゆいちゃんのソロ活動を中心に基本動いているし、

 

むしろ彼女はユニットだったらユニットとしての感情、気持ちをすごく大切にしていたような感じを個人的には受けていたので、

 

彼女は何なのか、見て聴いて感じる情報はあるものの本音のところではわからないという気持ちが一番でした。

 

だからライブで異常なまでに輝くかおりちゃんを、ある意味唯ちゃん以上に偶像視していました。実際にライブでの彼女は凄いです。

 

こんなフワフワとした気持ちで彼女の何を受け取っていけるんだろうか、

 

ある意味で知りすぎない方がぼくにとっては得策なんじゃないか、

 

いろいろ考えながらの参戦でした。

 

いざ始まってみるとトークもお渡し会でも、自分が想像していたかおりちゃんがそこに居ました。

 

天性のポンコツで、良い意味で適当で、思ってることはすぐ口に出せる、ある意味安心でした。知ってるかおりちゃんだったって。

 

そんな感情を持って最後の回に臨みました。

 

笑いの絶えない進行で、何の問題もなく、今までと同じように“らしさ”が存分に出た回でした。

 

でも、最後の挨拶だけは違いました。さっきまで

 

「お風呂あがりはお茶と水を飲んでます。オロナミンCも変わらず好きだけど、この時間に糖分とるのも良くないなって思ったので」

 

なんて、絶妙に締まらないトークをしていた彼女が、声を震わせたのです。

 

「みなさんと歩んでいきたい。歴史を作っていきたい」

 

感極まっちゃった、と涙ながらに語っていたあの姿は、まさに僕が知らなかった姿でした。

 

 これまでも涙してる姿は何度か見てきました。でもそれはユニットであるところの石原夏織という意味合いが強かったと思います。

 

積み重ねてきたことに対する感情が込み上げてきたというよりも、

 

今の純粋な気持ちの昂り、不安、強さ、脆さ。。

 

自分だけのファンの前だからこそ、自分に言い聞かせるように、涙ながらにも言葉を慎重に、選ぶように語っていた姿が印象的でした。

 

あの、いつも突発的に口から次々とオモシロ発言が飛び出てくる人間とは思えないほどに、

 

大事に言葉を紡いでいる彼女がそこにいました

 

はじめて石原夏織という人を見たような気がしました

 

 

今回のリリースイベント、思えば誰よりも楽しそうだったのはかおりちゃんで、

 

 

「夏織ちゃんはみんなが本当に楽しいことをしたいと何カ月も前から言っていた」というエピソードも相まって、

 

この人を信頼してもいいんだ、好きになってもいいんだと

 

心にそのような感情がようやく芽生えた気がします。

 

 

「躓かずに上手く行くときはいつも不安になってしまう」

 

 

かおりちゃんが好きだと言っていたこのフレーズ、

 

自分を鼓舞する意図もきっとあって、

 

だから僕たちはたくさん彼女を応援しないといけない、

 

不安をそれで拭い去ることができるのかはわからないけれど、

 

「褒められれば伸びるんです」

 

その言葉を発した彼女は、すごく幸せそうな表情だったから。